人は、自分がなりたいものにしかならない

みなさんは、「自分はどうなりたい」「どのような生き方や働き方をしたい」と思って過ごしていますか?

例えば、

「パートで、月に10万くらい稼げたらいい」
「できるだけ家族との時間を大切にしたい」
「仕事は仕事と割り切り趣味を楽しみたい」
「子育て中でも、キャリアは諦めたくない」
「管理職になり、責任のある仕事をしたい」
「時間や場所に縛られず、自由に働きたい」
「自分の会社を立ち上げ、高収入を得たい」

このように、どのような働き方をしたいか、どの程度の収入を得たいかは、人ぞれぞれ異なりますが、共通して言えることは、「人生は、自分が望んだようにしかならない」「自分がなりたいものにしかならない」ということです。

もちろん「私は、今のような生き方や働き方は決して望んでいない」「好きでこの仕事、このような生活をしているわけではない」と思われる方もいると思います。人生は思い通りにいかないことが多いことも事実です。

けれども、「こうありたい」「こうなりたい」という明確な願望をもっていれば、なりたい自分になれる可能性はかなり高くなります。

私も、なりたい自分を叶えたその一人です。

私は20代後半から、「全国のカフェをオフィスにして、パソコンひとつで、時間や場所に縛られずに働きたい」。そう考えていました。そして、それは現実になり、場所や時間に縛られることなく、パソコン1つでどこにいてもできる仕事を、もう何十年も続けてこれています。

なりたい自分を叶えられたのは、間違いなく、私の中に明確に「こうなりたい」という想いがあったからです。

逆に、どうなりたいか、という願望を具体的にもっていない場合には、将来、どのような自分になっているかは、その時になってみないと分からない、という不確定なものになります。

もちろん、望まない選択を強いられることも、人生にはままありますが、基本的には、これまでの人生で「あなた自身がおこなった選択」によって、今のあなたが作られているのです。

そう考えるとすれば、もし今の現状にあなたが満足をしていない、変えたい、と思うのであれば、「自分はどうなりたいか」という「意識」を変えなければ、現実も変わりません。

例えば、「東大に入りたい」「医者になりたい」「弁護士になりたい」「プロ選手になりたい」などは、知らないうちにそうなっていた、ということは、ほぼ起こらないはずです。その人が強く願って初めて叶うことだと思います。

なりたいことのハードルが高ければ高いほど、「こうなりたい」という強い意志がなければ実現しません。

私たちの人生は、ちょっとした自分の意識しだいで、本当に大きく変化します。

これからの人生、あなた自身はどうなりたいのか。どのような生き方や働き方をし、どのような生活を送りたいのか。休日や年末年始など心に余裕があるときに、お気に入りの場所で、じっくり考えてみてはいかがでしょう。

なりたいものは時間とともに変るし、変わっていい

なりたいものは、決めたら、一生変えてはいけない、というものでもありません。私も、20代後半、初めてフリーランスになったとき、想像していたものとは異なり、逆に仕事に追われて自由な時間がなくなったり、たった一人きりで自宅で、誰とも話さず、黙々と仕事をするのが寂しくなり、再度、組織の一員として働いたこともありました。

そして、毎日は出社したくないな。週に2日でいいな。月に2回程度でいいな。など、組織とはつながりを持ちつつ、自由度の高い働き方をしてみたり。

ある程度の年齢になると、完全に出社しない、業務委託契約という形で落ち着き、時間や場所に縛られることなく、好きな仕事を続け、新たに興味がでてきたことにも、挑戦したりしています。

こんな風に、なりたい自分、自分の望む働き方は、年齢や状況によって変化しますし、変化してもよいものだと私は思っています。

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